小麦新品種きぬあかり

麩屋銀では愛知県産小麦「きぬあかり」を積極的に利用していきます!

きぬあかりとは?
愛知で生まれ、愛知で育つ
国内で生産される小麦はうどん・きしめん用が中心ですが、国内で生産するうどん・きしめんには製めんに適したオーストラリアの小麦銘柄「ASW」などが多く使われ、うどん・きしめん用の国産小麦の自給率は60%程度に止まっています。このような状況の中、地元で作られた小麦の粉“地粉”に注目が集まっており、全国各地で“地粉”を使用したうどんを作る動きが広がっています。 愛知県農業総合試験場は、これまでの小麦の欠点を克服し、収量性が高く、高品質な小麦を目指して平成12年から品種改良に取り組んできました。こうして生まれた、愛知県の栽培環境に適し、おいしいめんができる新品種、それが「きぬあかり」です。 「きしめん」「味噌煮込みうどん」など、独自のめん文化を持つ愛知県。愛知の食文化を愛知の食材で。「きぬあかり」は、そんな想いに応える、待望の新品種です。

つまり、自給率アップと、地元で作った食材を利用しようという2つの目的を達成するための「地粉」、それが「きぬあかり」なんです。 麩屋銀では、美味しいお麩を作るため、そして安心・安全のために、愛知県産の小麦への切り替えを進めて参りました。そして、現在では、愛知県産の小麦の中でも「きぬあかり」の利用を推進しております。

たくさん採れて、育てやすい
「きぬあかり」は、現在、愛知県で作付の多い「農林61号」に比べ、
 1.穂が長く、収量が大変多い。
 2.収穫時期が「農林61号」より早く、梅雨と重なりにくい。
 3.草丈が短く、太いので倒れにくい。
 4.湿害に強い。
 5.コムギ縞萎縮(しまいしゅく)病に強い。  
といった数々の強みがあり、愛知県での栽培に適した品種です。収量性が高く、病気と湿害に強いこと、また、倒れにくく、梅雨が来るまでに収穫できるといった点において、生産者からも高く評価されています。

「きぬあかり」は、多収で病気や倒伏に強く栽培しやすく、その粉から作ったうどんは食感がツルツルとして強いコシが得られるよう開発された品種です。 生産者、実需者、消費者の皆さんに喜んでいただき、この地域の麦作に長く貢献できることを期待しています。
広がる作付面積
愛知県では、「きぬあかり」を主力品種として位置づけ、その作付けを拡大していきます。平成30年には、愛知県産小麦のほとんどが「きぬあかり」となる見込みです。

「きぬあかり」は収量性が非常に高く、また湿害にも強いなど、愛知県での栽培に適した待望の小麦新品種です。 今後とも、製粉・製麺業界、消費者の方々の期待に応えられるよう、徹底した栽培管理を行い、高品質な小麦生産に取り組んでいきたいと思います。 我々の生産する「きぬあかり」が、愛知の麺文化を盛り上げていく「あいちブランド」となることを心より期待しております。
高品質・安定生産にむけて
現在、「きぬあかり」は、海部地域、西三河地域、豊田地域を中心に栽培されており、その製めんに適した高い能力を十分発揮させるため、肥料試験などが実施されています。
また、徹底した排水対策や適期防除の実施により、実需者のニーズに応える高品質かつ安定的な生産に取り組んでいます。

「きぬあかり」は愛知県の独自のめん文化である「味噌煮込みうどん」「きしめん」にも相性がよく、色が明るく、つるつるシコシコな美味しい麺に仕上がるそうです。 麩屋銀では、現在、主力商品「かく麩」や「もち麩」はもちろんのこと「お麩のパウンドケーキ」等にも使用しており、今後さらに品目を増やしていく予定です。

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